成舟 かんとりーL!FE

成舟のブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
20090613092211
20090613092210
20090613092209
20090613092207

憧れの人。

その人は、僕が失敗した時、いつも笑ってくれた。

大失敗のライブ後…、「今日は、最悪やった…」というと

「でも最悪のライブができるっていい事でね。課題がないよりいいと思う。

俺も今だにわからん事だらけで!」と言葉をくれた事もあった。

両足踵骨折で入院した時、みんなが心配してくれている中、この方は

「骨折やないちや(笑)、なにしゆうがちや、ほんまに(苦笑)」と言って笑っていた。

あの人にそう言われると、なぜか落ち着くし嬉しくなる。

不思議な人。

憧れの人。

僕が二十歳の頃は、まだオリジナルの曲がなくぶ厚い歌本を持ってカバー曲を路上でやっていた。

そう池マサトさんを探しながら…。

ギターを演奏しながら歌うという心地良さを知った僕は、とにかく気になる曲をカバーしていた。

そんなある日、高知の帯屋町アーケード内でいつものように路上に座り歌っていたら…。

少し離れた場所から、聴き慣れない歌が流れてきた。

時間・空間がその場所だけ違っていた。

聴き慣れない曲、でもどこか懐かしく、大胆かつ斬新なメロディー。

そして、胸に届けられるハスキーボイス。

僕は、ギターを弾くのを止め、走っていった。

《見たい》この人は、誰?

歌っているまん前にベンチがあり座って聴いた。

そこには、目を閉じて歌うその人がいた。

出で立ちは、まさにスナフキンだった。

そうムーミンにでてくる自由と孤独を愛する旅人…。

民族衣装のような服。足は裸足でぞうり。

腰には手作りで作った様なmyハシ入れにハシをさしていた…。

ハーモニカ・ギター・声、それは何処にもないその人だけのオリジナル曲だった。

カッコ良かった。

「これや!自分の歌を作るんや!」、身体に電気が走った。

「あの~…、お名前は…」

「ヤマジ!!」

「あっ、やまじ?さん?ですか?」

「うん、そう」

「…名前は?」

「成舟です!!!」

「セ?セイ?シュウ?」

「ふ~ん、せいちゃんか」

たんたんと進む淡白な最初の会話が、自分の中のつぼにはまった。

「あっ!!思い出した!!」

「あれやろ!中央公園のド真ん中で大きい声だして山崎まさよし歌いよったろ!」

「えっ、あっ、はい、聴いてたんすか」

「聴いてたというか、あんな大きい声で山崎まさよし歌う人は初めて見たちや」

っと鼻で笑われた…。

本当に恥ずかしかった。

でもそのあと、、「あの~池さんていう人がおるらしいんやけど、、」

「池さんやろ!知っちゅうで~!!」

「凄いでね、池さんは!!」

僕が聞く前に、全て知っていた。

「えっ?見た事ないがかえ?今は、メフィストフェレスって喫茶店でライブしゆうで!」

「今度、見に行くかえ?」

最初から、いろんな事がびっくりするくらいに噛み合う人だった。

そこから、全国をヒッチハイクで旅をして沢山の歌唄いと知り合った話や、

その旅で、出会った全国の歌唄いを高知に呼び、野外イベントを主催した話など、

聞けば聞くほど、凄い人だった。

そのあと近くのラーメン屋に行き、朝まで音楽を語った事が今でも忘れられない。

2人共、高知県人なのにお酒に弱く、その日は、酒ではなく水で朝まで語った。

ラーメン食べたあとに、何時間も水で、、、。

今、憧れの人は、東京。

僕は、岩手。

でも、またあの日と変わらずラーメン屋で朝まで、音楽を語りたいね。

オリジナルの素晴らしさを教えてくれたとても大きな人。

そして、高知という故郷が僕の音楽の本当のジャンルなのだと今になって思う。

人生は旅だというが、そのとおりだ。

故郷の素晴らしさ、人の良さが解るのも離れてみて解る事が多い。

だから人生は旅なのだ。

憧れの人や師匠には、まだまだ届きませんな。















スポンサーサイト
コメント
お久しぶりです。
いいですね。まさに自分をわかって自分の生きたいままにいきている感じがします。成舟さんも僕にとっても憧れの人です。成舟さんの詩は耳から離れません。独特な声。独特なコード。優しい人柄。そんな成舟さんの「イルミネーション」当時大好きだった彼女と聴いたこと、ずっと忘れません。必ず盛岡に詩聴きにいきます。体に気をつけて頑張ってください。
2009/06/24(水) 18:32:20 | URL | 高知の成舟ファン #-[ 編集]
ありがとう。
ありがとう。
高知の成舟ファン様…、コメント嬉しいです。
正直ここまで、故郷を離れて暮してると、
たまに自分がわからなくなる時があります。
歌とは、何なんやろ?
なんの為に、俺は歌うんやろうってね。
でも成舟ファンがどこかで、少なからず存在しているんだという事実が、今、大きな大きな僕の支えです。
ありがとう。ありがとう。
いつか会えた時は、「イルミネーション」を、
心こめて届けます。
再会を願ってます。
2009/06/24(水) 20:21:22 | URL | 成舟 #-[ 編集]
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://skmoon.blog114.fc2.com/tb.php/71-ddc95f90
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。